ブラックヘラクレスとはまったく正反対のロッド。
ヒラマサキャスティングの本場:九州、山陰地区で流行ってきたファイトスタイルが「いなし」です。
このスタイルにいち早く取り組んだのが西の横綱BRIDGEさん。
「ヒラマサと喧嘩しないファイト」用にリリースしたINNOCENT.Castingは軽く、ガイドは最高級のチタン、ハイフットローライダーを装備しています。
軽さもしなやかさもロッドのセールスポイントですが、ローライダーのガイドシステムは、どなたがキャスティングしてもライン絡みトラブルが軽減(エギングロットはすべてローライダーです)され便利です。
このガイドシステムならPEのガイド絡みに一切気を使わずフルキャスト(慣れない案だキャストも安心)。一部でローライダーは飛距離減といわれますが、ハイフットはラインの干渉も少なくまったく問題ありません。ただガイドの価格は目が飛び出すほど高く各メーカーが装備をためらっているだけ(笑)
7.4ftと7.2ftの2タイプ。
REGIONAL.SHAFT INNOCENT Casting.SS.Light 7.4ft
REGIONAL.SHAFT INNOCENT Casting.SS.Medium 7.2ft
Lの表記で20〜40g:PE2となっていて、カツオ、キメジ、シイラ、ワラサなど
ライトキャスティングロッドの雰囲気を感じますがますが、じつはソフトなのはティップだけです。ルアー演出に重点を置いて表記されているに過ぎず、60gをキャスティングしても問題ありません。繊細なアクションが要求されるBC-γ30からBC-γ60までOK。
ロッドの粘りは強く、ヒラマサ15.1kg(PE2.5)を、このLでキャッチしています。とにかくロッドが軽いので女性でも取り扱いが簡単にできます。
Mも40〜60g:PE3と思いっきり控え目な表示。カンパチ、ヒラマサ、カツオ、キメジ、シイラ、ブリを相手にロッド能力を活かして捕るロッド。ちなみに5号でも大丈夫。
手に感じるのはシイラロッドのMクラスですが、秘めたるポテンシャルは怪力クラスです。
やはりルアー演出に重点を置いてあり、アクションはつけやすく「誘いのロッド」としてスタイルを確立。ちなみに80gをキャスティングしても問題ありません。ミスアクションでの「ペンシル飛び出し」失敗がありません。
[税込みRISE価格]
74L:55,650円
72M:56,700円
ブラックヘラクレス、CB ONE、MC.WORKS、零式ロッドなど「ヒラマサのランを止めて捕る」スタイルとまったく逆の発想。
ソフトで丁寧なアクションでヒラマサを誘い出し、バイトに持ち込み、ロッドの粘りで優しくいなして浮かせてしまう。
テクニカルな大人のアングラーが好む「能力」を秘めています。このガイドシステムで5万円台は驚異のコストパフォーマンスです。安心してキャスティングゲームを楽しみたいなら...コレ。
シイラやブリで使い、トップゲームのヒラマサでも...欲張りアングラーに応えてくれます。ロッドマニアの原田、2本とも使っています。
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