2008.04.29 Tuesday
[Movie]伊豆、利島東沖のジギング…食欲不振のヒラマサはフックが命(笑)
(満面の笑み。釣れない日が多いから釣れた時は大喜びです。本メジは太いっすよ。あっ原田のお腹も大トロ?) 皆様にすっかりご存じ、事前予約さえすれば「お1人様でも本格的ジギングが楽しめる」から、好き勝手なワガママ行動をする原田佐敏にうってつけ、南伊豆手石港「恵丸」(ケイマルの係留地は青野川河口、西岸、漁協の上流です)へ突然でかけました(先週も…その前も…ですけど) 恵丸さんのHPをチェックすると事前予約は2名のみ。フフフ、空いてます。電話予約を入れ…現地到着。 「あれ〜原田さんじゃないの…」声の主は、バスプロの井上弘道さん、RISEの大御所、遠藤伸一さん。お二人とも「恵丸」は初乗船とのこと。 二人ともバス、トラウトは大先生ですが、合間は本格ジギンガー、キャスティングのシイラマニア、それも半端じゃない「ツウ」です。 (MC583&ソルティガ4000H、MC574&ソルティガ4500が伊豆近海、外房のレギュラータックルです) さらに出船時間前にRISEのお客様が登場して、結局、HP予約は2名でしたが5名になりました。 「昨日、稲取港の由五郎さんでヒラマサ爆釣だったから…行き先を神子元から利島沖に変更しましょう」との井上提案。全員一致で了承。 (この顔がジギンガーの心をキュンキュンさせます。黄色いボディ側線を観るとアングラーは大興奮) 現場到着まで1時間30分。恵丸さんは御蔵島遠征も行うので、船内はベッドがあり移動は快適でした。 なんと第一投目からドラマ。 グルーパーボーイのメンバーさんから「きた〜」の声。グングンとロッドがお辞儀をしていました。 でも、ヒラマサの突っ走りじゃない。と、あがってきたのは由緒正しい「クロマグロのご子息様」の本メジ。丸々と太って美味しそうでした。おめでとうございます。 (ポイント到着、第一投でこのサイズがドン。全員が期待ムンムンでヤル気UPになりますよ〜) 呑気に眺めている場合じゃありません。 大ドモで珍しくスローなジギングをしていた原田の「背黒150gパープル」にドン。あっ、フッキングしない…10mそのまま誘って、え〜。 落胆していたら左舷ミヨシの井上さんから「ヒット」の声。原田のジグをしゃぶって…井上のジグを食ったようです。原田のジグは前菜かよ(怒) さすが「バスオブジャパン」で2タイム年間チャンピォン、余裕のロッドさばき、3分でネットイン成功。 (さすがはバスチャンプ、楽々ファイトで浮かせ即ゲット。鉄ジグのダンス誘いが得意のパターンらしいっす) ナイスサイズのヒラマサでした。井上さんニコニコ笑顔。船中も爆釣を予感して「真剣、シャカシャカモード」突入。 ゴン。「あっバレた〜」の連続。とにかく食いが浅いようでフッキングしない。せっかく浮かせてもネットイン直前でポロッ。なんて、ひとり「蚊帳の外」の原田でした。 (水面下10mでヒットした本メジ。ボトムからずっとアクションを続けたのはさすがです) 時合いが過ぎ、アタリも遠のき… やっと普段の自分を取り戻せました。つ〜のは「俺流エギング」撮影の後遺症(エギングがまったく不審。バラバラですよ)と同じで、西野先生のジギング講習、日本記録カンパチの横島講習、久米島キハダ44kg優勝の竹中スタイルを撮影した後遺症で… (多分、今日本で一番人気の「背黒ジグ」純銀箔、小悪魔ピンク。やはり人気どおり、全国どこでも大活躍中です) キレのあるハイスピード(大昔バージョン)の原田佐敏スタイルがテロテロ、デレデレ。なんだかグズグズになって…これではバイトに持ち込めるはずがありません。 で、本来のスタイルに戻した途端、ヒラマサがヒット。ヒット確率は1/2になりました。ニコ〜。 (MC574でこのヒラマサじゃ物足りませんね。開発中、RISE「マッスル」2.5パワーがピッタリです。手前味噌) ここでドラマ発生。 井上さんに超大物ヒラマサがヒット。船長も10kgは余裕でオーバーしていると断言。原田、自分のジグを回収、釣りを止め「動画」係。 おっ、浮いて来た。獲れそう。 井上さんも余裕の表情でしたが...最後の突っ走りで根にリーダーが触れたようでプチッ。 (痛恨!!10kgUPヒラマサをバラして...船長ガッカリ、井上さん超落胆、撮影の原田は呆然) すっかりアタリがなくなり「この流しでラストにしましょう。カツオのキャスティングでもしながら帰りましょう」 (なぜか昨年から外房も伊豆近海もグリーン/ゴールドがヒットカラーの仲間入り。背黒もステイもG/Gは人気です) で、井上さんが大物に切られた「鉄ジグスイムライダー」120gグリーン/ゴールドに交換。ちなみに朝イチのナイスヒラマサは「鉄ジグスイムライダー」120gシルバーホロで釣っていました。 原田佐敏、鉄ジグの左右ダートを意識しつつ、新幹線並みのハイスピード(正しい鉄ジグの使い方ではありません)で…あっという間のヒット。 (ちょっぴり自慢げですが...じつはヒット数が一番少なく、タイミングの悪さ、ヘナチョコアクションを露呈(泣)しました) 「信じる者は救われる」ってこと。これでヒラマサ2/3キャッチ。 それにしても船内で一番バイト数が少なかったのに2本キャッチできたのは、絶対に「フックの差」でした。 VARIVAS SERIOLA iK style #4/0 VARIVAS SS ASSISTLINE 40号 この組み合わせで、アシストラインの長さは7cmがスイムライダー120gや背黒ジグ150g用。10cmはキラージグ用です。 (これのお陰で少ないバイトをモノにできました。バリバスに感謝、製作してくれた竹中くんに感謝です) な〜んて偉そうに解説していますが、製作はすべて竹中くん。解像力の高いビデオ(じつは横島さんの漁労長ノット教室、竹中くんのフック作りを録りましたが解像力が低くてボツになりました)で動画撮りしま〜す。 魚とアングラーの接点は「フック」です。 信頼できるフックを使い、さらに得意のジグを選び、細く強いリーダーをPRノットでメインラインに接続、ドラグの効く高剛性のスピニングリール&バットパワーの強いロッドを持参し、いつも「諦めずシャクリ続ける根性」があってこそスタートラインです。 (原田のエースジグ。背黒ジグと鉄ジグをメインにローテーションしています。アクションはまったく正反対です) 背黒ジグ150g、鉄ジグスイムライダー。 まったく性格の違うメタルジグですが、どちらも使い方、使う場所で威力を発揮しております。 「背黒ジグ」と「鉄ジグ」がRISE、2大主役ですが、MC「キラージグ」、ホッツ「KEITANジグ」、メロン屋工房「ディープスピリッツ」、シャウト「ステイ」、スミス「マサムネ」もカンパチ、ヒラマサで活躍しています。ジギングはジグを選ぶ楽しみもありますからね。 (原田佐敏、たった半日で30回もジグを交換。たとえヒットジグでもドンドン変え、新たなヒットジグ探し。欲張りなんです) さて、5/16.17は八丈島J-1にチームRISEで参加してきます。小林さん、三堀さん、村山さん、竹中さんとのコンビ。さて、どんな顛末になりますか? そうそう4年前は原田チーム総合優勝(西野さんもチームメンバー)しています(自慢) キャスティング、トップ、サイトゲーマーの皆様(原田、トップ、サイトゲーマーです)残念ながらこの海域にカツオは居たものの、キハダマグロの群れは黒潮と一緒に沖合へ遠のいていました。 また近いうちにきっと戻ってくるはずです。そしたら…ペンシルで狙い撃ちしましょう。超エキサイティングですから(毒)中毒に気をつけましょう。 RISE Shopping |