前回、外房ジギングに同行の永登志保さんに3.75kgの人生初ヒラマサ(初挑戦で)を釣られ…ワラサ2匹に終わった原田は師匠としてのメンツが潰れてしまい毎晩泣き続けました(嘘)
(とっても穏やかな語り口、操船の腕はピカイチの大原港、山正丸 船長です。頼りになります)
AM6:00海中公園沖へ到着。この時点では台風通過後と思えない穏やかな波と風。波高は2m程度。
南の風でミヨシを風へ向け少しずつ前進。断然ミヨシが有利だ。右舷2番目の原田にチャンス到来です。
アイルメタルCS.150gでちょいスピードアップした「ジャカジャカ」で連発。く〜気持ちいい。あっイナダ? ワカシに近い「ワカダ」って感じでかけど。2匹釣っても…満足できるはずありません。
今日は「外房ヒラマサ」リベンジ。それも10kgクラスをドカ〜ンと(あくまで夢です)…
当然タックルは「大マサ」だってイチコロ。
前日RISEで購入のMCワークス「ノーザンブルー565HS」&ソルティガZ 4000、ラインはソルティガセンサー4号230m、リーダーはフロロ80LB×10m。ドラグ設定はフル(笑)
(ソルティガZ4000と4000Hを使っています。ラインキャパも4000で十分です)
「背黒ジグ200g」「鉄ジグ180g」「キラージグRG.170g」をとっかえひっかえ。アタリがないとジグを変えてばかりです。
(本日のヒットジグ。改良バージョンのキラージグは引き重りなしで誰でもお使いいただけます)
ちなみにもう1本はMCワークス「ノーザンブルー574SSエボリューション」&ソルティガZ 4000H、ラインはソルティガセンサー3号300m、リーダーはフロロ60LB×10m。ドラグ設定はほぼフル(笑)
外房で実績抜群の「背黒ジグ150g」「鉄ジグ120g」「アイルメタルCS 150g」「ケイタン150g」を使いました。
(原田持参のタックルです。最新ロッド?とリールを使ってるでしょ)
ワラサ用に「コーラルスター66ML&ハイパー4000」のセット。さらにイナダ用に「グランドスパイ662&ブランジーノ3000」も用意。準備万端。さすが釣り具屋ってカンジ(笑)
ところが、開始直後から南の空に暗雲が…さらに風が台風のように強くなってきました。
雨、時々バケツをひっくり返した土砂降り(天気予報は晴れ時々曇りなのに)。風速15mで横殴りの雨。顔が痛い(厚顔無恥なのに...言葉の使い方がまったく違います)つ〜の。
偏光グラスが一切役に立ちません。新品のレイン上下も首筋から侵入する雨でズブ濡れでした。
もちろん、伝説は「これっぽっち」もありません。
ジギング船団で釣れたヒラマサはゼロ(他船はそのまま最後まで0だったようです)。最悪の場合、このまま港に引き返すことになるかも。そしたら、また明日、店をサボってリベンジpart2…大高店長が泣くぞ。
浅瀬が広がる外房は波が立ちやすい地形。
みるみる波は大きくなり、ついには大型船のミヨシを波が洗うことに...船上で「磯ヒラ」気分。頭から海水ザブン。船の周りは真っ白なサラシ。ミノーイングですかね(笑)
場所移動を繰り返すが状況は最悪のまま。
潮の流れは原田の思惑と正反対で大ドモが先頭。つ〜ことはミヨシにチャンスなし。それに時々しゃくりながら「空中浮遊」のスゴ技を披露(泣)でジギングが超危険なスポーツに...シイラで慣れていても太ももの筋肉がツライ。
残り時間は1時間。
根のてっぺんが7m、周りは30mの壁。「きた〜」の声が左舷の大ドモから聞こえた。ヒラマサキング和泉さんが5.5kgをキャッチ。さすがです。驚きです。な、ん、て、このヒットで原田佐敏の気合スイッチがパチンと入りました。
(和泉さんの5.5kgヒラマサは迫力満点。この1匹が釣れジギンガー全員の気合が入りました)
次の流しで右舷の大ドモで小泉さんヒット。
パワフルファイトの末、5分後に4kgサイズが上がりました。お二人とも「ロング系ジグでした。
そ〜れ、これは早速マネするしかありません。昨日RISEで購入(大高店長お勧め)MC.キラージグRG.170g(ピンクイワシ)に変え、昔風の速く、強く、キレ重視の横引きをしました。
後ろから流れているのでワンピッチでしゃくっても…引く距離は10m未満になってしまう。それにジグの動きに生命感が出ません。
キャスト距離50m、30m沈下でボトムタッチ。
即、シャカシャカシャカ、グイ〜ン。シャカシャカシャカ、グイ〜ン。不思議とヒットの予感がありました(けっこう予知能力はあります)
ツン。イナダのアタリよりも小さな変化を手に感じ(気合いが入っているので敏感です)、素早くロッドを立て「キラージグ」を水面へと逃がす操作。
おっ、えっ、ほんと???「きた〜」大声を張り上げた。横に走られたら7mのてっぺんがあるので、ひたすらゴリ巻き。休まず巻きました。
が…釣り座の上下は尋常じゃありません(浅瀬なのでさらに波高が大きい)
踏ん張る太ももが痛い。スネを船ベリに擦りつけ「とび跳ね防止」をしたからアザだらけ。
で、ロッドは固く短いのでラインテンションが保てません。バレても当たり前ってダサいファイトでした。
なんとか「胴の間」へ降り、リーダーをリールに巻きこみ…ヒラマサが浮いて来た。待望のリベンジ成功でした。「いらっしゃ〜い」(桂三枝風に...)
(ジギング復活、二度目の挑戦で4.2kgが釣れました。昔、外房へ通ったときは初挑戦で釣れましたよ〜魚影の濃さとジギンガーの少なさでね)
やっぱりヒラマサは怒涛のパワーでした。この力強さが魅力です。欲を言えば…もう少し海のコンディションのいい時にファイトを楽しみたかったな。
(ワラサそっくりだけど...パワーは確実に3倍あります。希少価値もタップリ)
嬉しい&安堵感でいっぱい。
沖あがり15分前の奇跡に近い出来事。ギリギリセーフ。結局、山正丸での釣果はヒラマサ3匹。ジギング船団すべてで3匹と「激渋」でした。
前回もジギング船団でヒラマサ2匹(永登が1匹)でした。その2日前は爆釣って...難しいですね。
でも、通わなくては「爆釣日」に遭遇しない。ヒラマサ狙いのジギンガーの皆様、メゲずにせっせと通いましょ。きっといい日に当たります。
(ロングジグの収納にバッチリのシャウトのジグバックは傷つかず便利でした)
原田も「爆釣日」に釣りがした〜い。5kgヒラマサの抜き上げとか...楽しいだろうな〜
そうそう、なぜ弟子のママ永登さんが居ないか?
フフフ「私も外房ヒラマサを釣りに行きた〜い」の希望は即、却下。理由は明白です。さらに「追い打ち」で彼女にもう一匹ヒラマサを釣られたら立ち直れないから(セコイ)
でね、ジギンガーのママ永登さん明日は竹中さん、関さんのグループと伊豆稲取「由五郎丸」さんでカンパチジギング。さらに金曜日もパパ永登さんと「由五郎丸」さんで出船ですって。凄いでしょ。
11月中旬から「大マサ狙い」で再度、外房へ出かける予定です。ちなみに大高店長は11/07に出かけるみたい。
(ワラサとの違いが分かりますか...口、ヒレ、厳密にはかなり差があるようです)
原田「ジギングはリズムだ」のころと一緒で…オールドタイプのジギンガーです。最近の楽チンな「ジギング」は、なかなか「体」が受け付けません(泣.笑) 三つ子の魂百までも…ってことですね。
そうそう、11/30が伝説の爆発日かも? ライブ情報をのぞき見したら「ヒラマサフィーバー」の模様。一日間違えたなこりゃ〜。
PS:ジギンガーのママ永登さん本日も「絶好調」で伊豆のカンパチ(ナイスサイズ)を釣ったそうです。他の男ジギンガーたちは...聞くとかわいそう!
「湘南情報局」にママ永登記事を掲載予定です。