やはり「エサよりもエサっぽい」とルアーマンに評判のGIG 100。
相模湾のキメジ、カツオのルアーフィッシング(餌釣りと同船のルアーはエビングが中心)は、トリヤマ、イワシ団子を狙うことになります。
(GIG100(ギグ)S-3があれば水面のカツオ、キメジはヒット確実です。水面でも、水面直下でも効く万能ミノージグ)
イワシ団子&サメ付きならGIG100(ギグ)S-3(28g)があれば「ヒット確実」な〜んて先日の「邦丸さん」(大磯港)で釣れたキメジ8.2kgはGIG125 S-2(40g)でしたけど…
さて本日は仲間たち5名の仕立船で「六熊丸」大磯港から出船でした。
(六熊丸の若船頭「タクちゃん」はTOKIOの山口君似の25才。目がいいし親切&穏やかで初心者でも安心)
晴天無風まるで真夏の雰囲気です。シイラが入れ食い確実!!の天気なのに…行けども行けども「潮色」が冴えません。
菜っ葉潮の緑が続きました。こんな潮の中にも藻やゴミがあって原田佐敏の大好物「マツダイ」が居ました。
キャスティング精度が重要なゲームフィッシュで、藻際ギリギリをトレースすれば結果は出ます。得意の「見せ技ゲーム」なのに今年はなぜか不発。きっと下手になったのでしょう(笑)
おっと〜「いい藻」があるじゃないの。
ミヨシに陣取る「ダイスケ1」が、先輩の原田を無視してキャ〜スト。ピタリと決まったら即バイトでした。まっ、群れで居れば問題なしだから許す。あらら3kgクラスのナイスなマツダイでした。ネット係は原田でした。
(ダイスケ1が見事一発で釣ってしまったマツダイ。フラット系の魚だから引きは強く...ヒット直後は体から想像できない派手なジャンプをします)
な、の、に、期待は見事裏切られ次が続きません。どこにも居ません。許しません(笑)
その後はダメダメ街道。
本日の本命はあくまで「シイラ」です。「ペンペンの入れ食い、ときどき大物」って予定が…そのペンペンシイラの群れが見つからないのです。
移動中にトリヤマを発見。
先頭に三人、バトドルの元チャンプ米村さんがGIG100 S-3で2回連続バイト。が、痛恨のフックアウト。ダイスケ1は145ミノーを使い、チェイスはあるもののサイズ違いでノーバイト。石原さんもミノーイングで失敗。
後方から3人の合間を見て原田、GIG100 S-3をサメの先へキャスト。沈下させ、巻き始めたらビンゴでした。
タックルはグランドスパイ662&モアザン「ブランジーノ」3000。ラインはキャスタウェイ1.5号、リーダーはナイロン40lbを3m。
(カツオ、キメジにピッタリな「繊細、口切れ防止タックル」ブランジーノ、モアザン3000のドラグ音はなかなかの美声でした)
ようするに「マツダイ」用タックルで、ロッドはイナダ用に開発された柔らかさです。「あまり大きくないな」とゆっくりファイト。5分後「円を描いて」上がってきたのはキメジでした。ダイエットとは無縁らしく「ぷっくり」と太っていました。
(キメジとシイラの同時ヒットで〜す。キメジのドUP写真。丸顔、デブ顔ですが「魚の世界」ではデブがモテモテなんです)
楽々とネットイン。キメジじゃなく同じサイズのカツオなら…無理だったろうな。計測すると18lb。8.1kgでした。
えっ、これでおしまい? なんとキャスト中、まだキハダが水面でバンバン捕食しているとき「○八○」という1本釣りの遊魚船が我々のキャスティングを一切無視してナブラに突っ込み、挙句、水面のイワシ団子をすくい取り「群れを沈めて」しまいました。なんだかな〜
直後、水持ちのカツオ(目測3〜4kg)に遭遇もシラス追いで…ルアーがナブラをきっちり通過しても「無視」でした。バイブレーションの波動攻撃も効きませんでした。
いよいよ本日の本命「真打ち」シイラの登場です。
潮目にシイラの群れを発見。米村ファイトは圧巻。強引な寄せ&抜き技であっという間に20匹。やりすぎですよ(笑)
(原田がファイト&片手で写真撮り。リップスライドと尾上ジャークは最近のお助けルアーで...ボウズはありません)
ダイスケ1はオフショアルアーコレクター。手持ちのレアプラグ(ミハシα-1)やスペシャル改造のルアーで楽しそうに釣りまくっておりました。ボブジャークも大活躍。すごい威力でした。
(三橋α-1、シーバス用に開発されたプラグですが、さすがはミハシ、シイラにも絶大な効果でした。感想は「使うのがもったいない」あっ非売品でした)
石原さんは優しく丁寧(これが普通なんですけど)に釣りまくり。さらにトモに陣取った永登さんも穏やかに釣っておりました。あら〜いつも大騒ぎの永登さんが「船上でおとなしい」のにはびっくりです。
(いや〜、まだ現役の「タナカ、ジャークベイト」(幻の逸品)があったんだ。石原さんの最終兵器のようです。原田は尾上ジャークですけど...)
原因は具合が悪かったようです。なんと風邪で38.5度だったそう。よく我慢しておりました。でもね乗船者の皆様からは大好評(大笑)でしたよ。
もちろん原田も釣りまくり。思ったように釣れます。好き勝手に釣りまくり。大物は不在でしたが存分に堪能できました。
(やはり全員ヒットは楽しい。二刀流の勇姿がご覧いただけますか?4名で5匹ヒット。真ん中が二刀流の達人ダイスケ1です)
船内全員が同時ヒットも何度かありました。このシーンの写真撮り。原田のロッド(シイラ付き)はダイスケ1の二刀流(見ていると楽しそう)で...
キメジ、カツオのナブラ撃ち。
このゲームもハンティング気分で楽しいけど仲間とワイワイ陽気に楽しむなら「シイラが一番」です。ただし怪我には注意ですよ。なんと10年ぶりに原田がケガをしてしまいました。
ミヨシから転げ落ちてきたシイラ(抜きあげ後フックが外れて逃げて来たシイラです)が原田の目前で大暴れ。原田もシイラをリリースした直後でルアーが床に置きっぱなし。
落ちてきたシイラの尾に「リップスライド」がフッキング。シイラの暴れん坊将軍スイッチがカッチ〜ン。暴れ馬のような大暴れで体全体をバタバタ。ルアーの余ったフックが原田の手にザクリと刺さりました。
「おい暴れるな。大人しくしろ。英語でフリーズ」と伝えましたがまったく聞く耳を持っていません。哀れ原田の手の甲は血みどろ。外して逃がして手を見たらプックリと膨れ、コブができていました。内出血です。
簡易的素人処置の開始。米村さんが手の甲をズブリと刺してくれ。血を絞り出し抗生物質の軟膏を塗ってバンドエイドを貼り、グローブで動かないように固定….医者いらず。パチパチ。
シイラのフック外しは「気を付けないといけませんね」と冷静に語っていたダイスケ1もこの直後、指にザクリ。苦笑い。
な、ん、て、「事故」もありましたが楽しい一日はあっという間に終了。同行の皆様ありがとうございました&お疲れ様でした。
カツオ、キメジには「なにはなくてもGIG100 S-3リアルイワシとピンクバック」は持参してください。もちろんGIGはカツオにもイナダにもマツダイにも…そしてシイラにも効く「万能薬」なミノージグです。
ただしフックは太軸のカルティバST-66 #4にリセットしてください。もちろんバーブは潰してご使用。手に刺さったら悲惨ですから…
今回利用させていただいた「六熊丸」(大磯港)さんは仕立船専門ですが…カツオ、キメジも得意で若船長の目も抜群で楽しい釣りができます。ぜひ一度ご利用ください。
PS:本日、波崎にでかけた「ムラッチ」から電話がありました。な、ん、と、キャスティングゲームで15kgのキハダマグロをキャッチしたそうです(おめでとうございます)
また別船で30kgのキハダもキャスティングで釣れ…カツオも大漁だったそうです。相模湾の8kgごときじゃ、お子ちゃまですね(笑) 記事、お待ちしておりま〜す。