湘南ルアー情報局

原田佐敏のルアーフィッシング情報
ときどき掲載マジなブログ(003)
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    第三話 真面目でツウな「ゴルフとルアー」のお話しです。

    ゴルフは各番手ごとに角度が違い、飛距離と飛球角度が決まっています。3度、4度刻みで…一番高い角度のL.Wロブウェッジ(Tウッズの得意ワザ、ロブショットやバンカーで使います)は58〜60度。

    一番飛距離のでる豪快なドライバー1Wは9度〜12度に設定されています。ゴルファーの技量、経験や体力により「差」はありますが、飛距離はL.Wで50〜80ヤード、1Wで200〜300ヤードとなります。

    ゴルフー4

    パーター込みで14本がフルセット(14以上キャディーバッグに入れ申告せず使うと競技失格)で、13本のクラブで飛距離を打ち分ける(だから…残り距離は?と聞く。左右のブレは技量です)、とても「システマチックな遊び」なのです。

    このゴルフと釣り(ルアーキャスティング)は共通点が多く、クラブのシャフトとロッド素材は一緒で、曲がりの反発を利用して遠くへ飛ばすと言う理論も一緒です。

    素材はグラファイト(カーボン)が主流。理由は「軽く、強く、反発力がある」から…当たり前の選択です。カーボンシートの巻き方も焼き方も一緒。衝撃度が大きいゴルフは肉厚(プライ数が多い)に巻かれています。

    アクションは先、胴、手元調子と分れ、ルアーロッドのティップアクション、フルパラボリックの分類と似ています。

    ゴルフー3

    釣りに多い「マニアならではのセレクト」もあります。重く反発力の低い「スチール」(ステップ構造)を好むゴルファーも多数います。距離よりフィーリングと距離のバラつき防止が理由ですが、圧倒的に素材で劣るのに「フィーリングという味」を重視して選ぶようです。

    ルアーゲームも「飛ばす、寄せる」の基本性能なら絶対にカーボン素材。それも35t、30tの高弾性ブランクスが優れているのは明白ですが、あ、え、て「中低弾性ブランクス」や「グラス繊維」を選ぶツウも多いもの。

    ゴルフー7

    じつは原田、この部類の人間。最新、流行好きの反面、基本性能が明らかに低く価格は超一流の「バンスタールマニア」(高性能リールもちゃんと使います)だったり…高弾性ロッドも大好きですが、低弾性グラファイト、だるいグラスロッドも大好きです。

    2年前まで「サンデーゴルファー」ながらマジな競技指向で、公式ハンデキャップは「JGA.HDCP 11」でした。

    月例会競技、クラブチャンピオン選手権へ定期的に出場。でも所詮はたんなるオヤジゴルファー、ちっとも勝てませんでした。シングル直前でや〜めた。

    ブログー2

    でも自慢は「釣りで鍛えたアプローチ」。距離は「感」〜「勘」で100ヤード以内のショートゲームだけは得意でした。視覚の距離を身体が無意識に割りだすのでしょう。

    レッスン書の「SWは3/4で50ヤード」なんて打ち方は嫌いで、あくまでも動物的な勘だけを頼るタイプ。

    ルアーキャストでウルトラライトロッド+3LBライン+3gルアーなら20m先の目標は中間パワーと低速スピードで…な〜んて説明はありえないでしょ。

    ロッドの強さ(反発力の強さ)、ロッドを振るスピードが違えば、まったく計算が成立しませんが、な、の、に、ビギナーでない限り「目標へ確実に飛び」ます。これは経験が無意識に腕を動かしスピードを決定するからです。スゴイ能力ですね。

    データ重視のゴルフショットとフィーリング優先のルアーキャストの「差」と言ってしまえばそれまでですが…レッスンには大きな差があります。

    が、共通もあります。ゴルフショットもルアーキャストも「タイミング」と「目線」で全てがキマるのです。

    人間に元々備わっている能力は高く、ゴルフもルアーも「タイミング」が合えば力もスピードも不要で「飛躍的に距離は伸び、正確に飛び」ます。

    目線を高く構える(ショットはボールを見る。ヘッドアップはダフり)だけで飛球線は高くなります。

    ルアーキャストも目線は重要で低く構えれば直進性の強い「低空飛行」で、向かい風にバッチリ。反対に目線を高く構えたら45度の放物線で飛距離を稼ぎます。ロングキャスト、とくに追い風で有利です。一度お試し下さい。

    「無駄な力」「無駄なスピード」は不要ですよ。力むとタイミングがズレ(反発力を活かせない)て良い結果は得られません。

    ゴルフー6

    ベテランのルアーマンは無駄な力がどこにも入ってないのに飛距離がでて、コントロールも抜群(キャスト後ラインを指でコントロールして飛距離をピタリと合わせ、着水音を小さくする)です。

    ゴルフもルアーも同じですが、ビギナーとプロ級の腕前の人は遠く離れていても…たとえ後ろ姿だけでも違いは一目瞭然です。

    釣りの場合、ナニ釣り出身も分ります。投げ釣りからルアーへ転向したアングラーは「大きく振りがぶり、45度でロッドを止め、ラインコントロールはしません」どうしても癖は抜けないようです。

    ゴルフー5

    「役立たずの話し」でしたが、硬く重い金属繊維のボロン、フライの竹の六角貼りバンブー、グラス、低弾性カーボン、今風の最新最善選択と言えませんが「味」というのも見逃せませんね。

    さて、前回の話しの続き…MY.CARが1BOXに変更。最近運転がヘタにだと自覚して「ショートボディー」を選びました。暇なときにインプレッションでも…趣味は少ないけど、こう見えて本当は車好きなんですよ。
    | saty-harada | 雑談 | 11:48 | comments(2) | - | - | -
    ワンタッチ交換はチョ〜便利。インチクがガラリと変身
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      オンリーワンのマイ.インチク完成まで僅か「10秒」。

      タコベイト装着前

      ゴールドボディーのインチク「京阪漁具&あわび本舗」にレッド系のタコベイト。今迄で一番売れているシルバーのWAKIインチク「シーハンター」にシルバーフレーク/ブルー.ピンクのタコベイトをセット。

      交換タコベイト装着4

      ゴールド系は自分で作る楽しみ。WAKI「シーハンター」は改造の楽しみ。ノーマルに飽きたらぜひお作り下さい。

      装着方法1 装着方法2 装着方法3 装着方法4

      すごく手軽で、どなたにも簡単に「ワンタッチ交換」できます。ボトムゲームから底〜表層までリトリーブゲームで大型回遊魚まで…
      まだ始まったばかりの新しい「日本的、漁師風のジギング」ですが、効果、結果は驚くばかり。

      インチク

      イメージ的に「受け入れられない」生粋のジギンガーの方も多くいらっしゃいます。まったく釣れないとき、また反対に釣れ過ぎて飽きてしまったとき「軽〜いノリでお使い頂ければ…」と思います。
      ボトムのロックフィッシュはスローなヨーヨー。砂地のホウボウ、ヒラメ、マゴチは底を切って水平移動。回遊魚はノーアクションの素巻き。浅い海はキャスティングの斜め曳きがお薦めです。

      鯛カブラ(SWラバージグ)はマダイ狙いでクリクリとボトムからの素巻き。アタリはコンコン。ここでアワセても空振り。慌てず騒がずリーリングを続け「乗ったら」ロッドに重みが加わったらフッキングです。これが鯛カブラ(SWラバージグ)の基本スタイルです。

      ここに問題発生。「鯛カブラの空振り」で一番の原因はフックです。マダイは歯が強く、フックの先端(ポイント)がすぐに曲がったり、折れたりします。これではせっかくのバイトもノリが悪かったり、ファイト中にバレたり。

      そこで登場したのがシャウト.アンサー用の「スペア.フック」(ツインタイプ3セット入り ¥420)です。鯛カブラ「SWラバージグ」で一番釣れ、一番人気、実績ある「アンサー」への接続はワンタッチで交換ができます。

      シャウトカブラフック  ガマカツカブラフック

      フックのみの交換はガマカツ:カブラ用フック(インチク対応4本入り ¥315)もあります。
      またテールラバー(ネクタイ、SSトレーラー)も何匹か釣ると破損。当然、交換が必要です。
      ゴムスカート(ヨーズリ、11cm×27cm ¥315)、アンサー「スペアスカート」(スペアネクタイ ¥367)、飛燕玉用SSトレーラー ¥264)をお使い下さい。

      シャウト交換ラバー ヨーヅリ交換ラバー

      スカートの色や長さ、フックサイズを交換して自分だけの鯛カブラ製作も楽しい作業です。インチクのタコベイト交換と同じで…他のヒトに差をつけ、こっそり爆釣してください。

      RISE Shopping
      | saty-harada | タックル紹介 | 14:19 | comments(0) | - | - | -
      ときどき掲載マジなブログ(002)
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        第二話 ちっとも痩せないじゃ〜あ〜りませんか。

        短期間で「激痩せ」!! 一日置きの「水泳」を続行中で、天敵の缶コーヒーも1日1本運動を継続中ですよ。

        この努力で通算5日の結果、0.8〜1.0kgは痩せたはず(トラタヌ:獲らぬ狸の皮算用)が昨夜、うっかり失敗しました。

        今年2007年は全国一斉「選挙イヤー」です。平塚市も4月に市長選、市議会議員選が実施されます。

        平塚市の「海と川遊び」で大活躍、釣り人の強〜い味方。平塚市で一番の働き者市議と呼ばれる「高橋のりひで」後援会長(原田)の立場で「出席」する会合、会食があります。

        昨夜は新年会に出席。同席の市長候補、相原清さんは、私の弟の同級生です。話しはついつい盛り上り「ダイエット期間中」ということを、うっかり、すっかり、きっぱり忘れ飲食ペースはギャル曽根さんのようでした。

        生ビールとウーロンハイ。これは許容範囲ですが、イケナイのは「モツナベ」「テンプラ」「うどん」の高カロリートリオたちでした。

        ダイエット(気分はストイック)の反動か? 箸が休む間もなく「もりもりバクバク」。勢いが衰えません。デザートのフルーツは動物園のサルより素早くムシャムシャ。マイCANピューターのカロリー計算では、満腹中枢がバカになるほど食べたので…3000kclは超えたはずです。

        失敗は成功の元と申します。一度くらいの「しくじり」は仕方ない。大目に見ましょう。(自分にはとってもアマ〜イ)

        その翌日、数年ぶり(一人とは数十年ぶり)「学生時代の仲間」3名がRISEへ遊びに来ました。

        皆様、ご立派で、お腹の太さも社会的地位も…「アメックスBLACKカード」がチタン製と初めて知りました。余談ですが「ダイナースのブッラックカード」はプラ製です。(皆様、ご存知でしたか)

        昼食は「ラーメン」でした。

        ラーメンと炒飯の大盛りは絶対食べないと宣言した矢先にコレだ〜。RISEの斜向かい「ハオマー」は台湾風で美味しいと評判ですよ。RISEにお立ち寄りの際にご賞味ください。ただし太っても責任は取りません。

        昨夜の暴飲暴食とラーメン(朝食は粗食)の合計カロリーを水泳で消費換算すると…マイCANピューターのはじき出した数字は20.000mでした。

        原田、超デッドスローで泳ぐと100m、3分。1000mを休みなく泳いで30分かかります。10.000mは300分(5時間)で、20.000mでは10時間休まず泳がなくてはなりません。根性レベルではなく「海猿」や、水泳選手以外は無理な相談の距離です。

        カロリーの「摂取は楽々」で、消費は「恐ろしく大変」だ〜と実感しました。医師や薬に頼らず、無理な食事コントロールもせず正攻法の「運動ダイエット」は、誘惑に負けない強い意志が必要だと言う事です。

        ダイエット話しの続きですが「チャリダー」を続けています。道交法で夜間はライトと反射板が必要です。コレが高くて¥4.500もしました。ワンタッチ脱着で明るい。(CAT EYE)

        自転車ライト

        SWナイトゲームのヘッドライトで話題のPETZL(ペツル/フランス)も極端に軽く、そしてグッと「明るく」なりました。スゴイ進化です。一度使ったら手放せません。

        ペツル

        話しは突然変わりますが…MY.CARが突然止まりPONKOTSU〜(最低)です。外見は普通ですが90.000km/6年。小まめな修理を続ければ10年でもへっちゃらとの事ですが「高額で無駄な修理費&修理期間」と「走行中の一抹の不安」が嫌で乗り換えることにしました。ステーションワゴンから1BOXへ変更です。

        今度は車(本当は車好き)のこと、一昨年、キッパリ止めてしまったゴルフ(本当はけっこう上手い!)のことでも書きます。
        | saty-harada | 雑談 | 20:02 | comments(0) | - | - | -
        ちゃんと居住空間はあるものの…
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          住人たちに居住空間はあるものの…

          ヒーター稼働中で水槽温度は24度で安定しています。水質もなにも問題ありません。ただ陽射しが直接水槽に差し込み、ガラスに藻が付着で汚く感じますが「水色はクリア」です。時折「赤潮?」と感じる赤い水は、エサの乾燥オキアミが水に溶けた色です。
          まっ住人にとって「焼き肉の煙が充満した部屋」ってカンジ。シュシュっとファブリーズする?

          水槽ー1

          さ〜てマルスズキですが、今月上旬に水槽から引っ越しました。行き先は伊豆、伊東の港です。この住人はロウニンアジ、ギンガメアジ、ヒラスズキと折り合いが悪く、いつも「いじめ」られていました。
          日本社会の縮図「いじめ問題」は水槽内にもありました。他の住人に、寄って集って突かれ、ついに「目を怪我して」しまいました。
          このまま放置したら「衰弱死」。強制退去措置となりました。シーバスは冬の海でも余裕で生活可能ですから…
          引っ越しは、RISEのお客様、某水産卸会社さん所有の「生け簀料理屋さん直送、活魚専用車」でした。これって贅沢でしょ。配達帰りの水槽をチビシーバスが貸し切りでした。行き先が海でよかったね。本当なら料理屋さんですから〜。
          育ち盛りのいじめっ子「ヒラスズキ」には天罰が…水面捕食で蓋の角に鼻先をぶつけたようで、傷とこぶができていました。
          余程痛かったか? 超ビックリしたか? しばらく一切捕食すらしませんでした。こちらも強制撤去? そう考えていたら自然治癒。こぶは消え、傷も癒えたようです。自分の怪我で「マルスズキの痛みが判ったかな〜」。

          水槽ー2

          あと「悪ガキ三人衆」のギンガメ、ロウニンその1、その2。彼らは南海の帝王のご子息で風格はあるものの…発育が悪い。厳密に計ったわけではないが、おそらく10月から1cmも育ってません。
          あんな沢山ご飯を食べ(食べ過ぎで吐くほど)ても、ちっとも太りません。まるで大食いタレントの「ギャル曽根さん」(原田、ちょっとファン)みたい。
          泳力もあり活発な習性にスペースが足らず、ストレスが溜まっているかも? だからって「お引っ越し勧告」は死刑宣告です。水温15度の本州の海に入った途端「凍死」の運命ですから。
          しばらく住人達はメンバーも変わらず、サイズも変わらず、のんびり「春」を待っています。
          餌付けショー(エサやり)は、店長に一声かけていただけばいつでもOKです。ちなみに試しに「指をそっと水槽に入れる」とバクッ。ギンガメ、ロウニンの悪ガキは歯が鋭いので軽〜く怪我(ちょっと血がでます)します。でもねバイトの瞬間は、襲われる「GTルアーの気持ち」が体験?できます。あれ?





          | saty-harada | 雑談 | 14:12 | comments(0) | - | - | -
          ピュアグラスロッドの進化は…KIMIS&RISE
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            昨日、ブランク製作会社の方とお会いして「長さ」「強さ」「デザイン」をどうするべきか? 検討いたしました。

            まずは「ロッドメイクのプロ」KIMIS君島さんの意見を取り入れ、デザイン、ガイド位置、カラーリング、グリップ素材&長さ、リールシート位置とカラーを決定して、その後図面にて製作指示となりそうです。

            KIMI'Sカスタム1

            現状の「廉価バージョン」は…ブランク会社の専門的意見で、グラス素材をなにも処理せず、そのまま紫外線に当てたら「激しく劣化」するそうで、あくまでテスト期間程度は問題ないが「製品としては不適格」とのことでボツ。

            グラファイトはクリア塗装でもいいが、ピュアグラスはカラーコーティングすべきとのことでした。
            さて、こうなると「ブランクカラー」を決め、それにマッチした「全体デザイン」が必要ですね。黄色がいいかな?

            KIMI'Sカスタム2

            只今の「ピュアグラス構想」ですが…5.8ftのベイトキャスティング(ジギング専用)と6.3ftベイトキャスティング(ジギング専用)を製作。また6.3ftのスピニングモデル(ジギング専用)も製作したいと考えています。

            グリップ脱着に変更して、既存の最長、船アオリエギングロッド「ロング&スローモデル」は7.0ft、8.0ftの2タイプを検討中。

            RISEが得意のメッキロッドも、ワーム、グラブでノリのいいメバルロッド、もちろんシイラロッド、高感度のシーバスロッド、ヒラメモデル、ありとあらゆるロッドを考えておりますが…
            半数以上が「企画段階でボツ」になる運命です。

            1980年の開店から「RISE ORIGINAL」はルアー、ウエアー、ロッドを作り続け、とくに RODはシーバス、シイラ&カツオを販売し続けて参りました。
            これからも伝統を守りつつ…KIMIS&RISEコラボ企画、製作と言う形で、ごく少量の「レアモデル」を発表するつもりです。

            KIMIS&BOB.ARTS&RISEのスーパーコラボレーションも検討の余地ありですね。

            KIMI'Sカスタム4

            ジギングではKIMIS&KOONYS&RISEもあり。一本一本君島さんが丹念に手作業で作るスペシャルモデルならウケそう。まっ色々なスタイル、色々なカスタムモデルを発表したいと考えています。ご期待下さい。
            | saty-harada | 雑談 | 19:14 | comments(0) | - | - | -
            ときどき掲載マジなブログ(001)
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              第一話 太ってる場合じゃありません。ダイエット本を書くぞ〜!!(嘘です)

              短期間で太って大喜びされるのはブロイラーや養殖魚で、コスト換算と食味の比較で「価値と価格」が決まります。

              なにかと話題の「メタボリックシンドローム」。なんで横文字なんだ? たんなる内臓脂肪だろっつ〜の。美味しい「ホルモン」状態ってことなんでしょ。

              生命保険会社のCM連呼は「三大成人病」だし、TV番組では「あの食材がいい」「この運動が身体にいい」。納豆ダイエット?

              この現象は「これさえ飲めば」「これを買えば痩せられます」って結論を導き「健康を手に入りれる」なら○○ですと、ついうっかり「甘〜い罠」に引っ掛かりそうな健康指向広告が世の中に溢れております。

              原田、只今「生涯最大のデブ状態」(魚なら脂がのった大物で喜ばれそう)です。お恥ずかしいカミングアウトですが、身長180cmで体重88kg。ヌクヌクと育っております。

              このままでは死守している90kgの壁も「ベルリンの壁」と同じで崩壊?の危機かも。そうなれば「三ケタ」もすぐ手が届きそう。

              今しかありません。裸で鏡の前に仁王立ち。立派に膨らんだ下腹部。弛んだ胸と尻、筋肉が減って弱々しい腕をじっと眺めて誓いました。ぜったい「痩せてやる」と…

              TV.CMの甘い罠にハマらない「自力脱出」です。な〜んて昨年は噂の漢方薬を買って「こっそり飲みました」が…もちろん効果ゼロ。

              自己管理、その前に、なぜ太ったか原因究明が必要です。じつは一昨年11月、それまで蒸気機関車の異名をとった「ヘビースモーカー生活」に終止符を打ちました。

              ニコチン、タールがたっぷり入ったショートホープを40本/1日のヘビースモーカーが、煙草をピタリと止めました。
              原因は「眠れないほどの咳がでたから…」と言ってますが、本当は言い訳です。

              当時話題の「禁煙洗脳本」を買い、くわえ煙草でちょいと読みました。ふと「原田もあんないかがわしい本に洗脳されちゃうんだ〜」と陰口(実際は言われてません)を言われたような気に…ヘンなプライドとミョ〜な意地が芽生えました。

              「俺は洗脳本を読んでタバコを止めるんじゃないぞ。洗脳本は買ったけどマンマ洗脳された訳じゃない?」と宣言。

              う〜ぐるじぃ〜。「首を掻きむしる」「頭皮を掻きむしる」禁断症状。ニコ中患者の苦痛は最初の2時間(4〜5本吸っているはず)が超苦しかった。

              禁煙開始2時間目の苦しさが100なら、1日目の夜は50。3日目は余裕で40以下。一週間後は20。そして10日目でキッパリ0になりました。

              片手にいつも持っていたモノがないと寂しい。習慣とは恐ろしいものです。煙草がいつか「箸」となり食事量は増え続け「デブまっしぐら」。

              もう少し太い「缶コーヒー」も手持ち無沙汰のお友達。まさに砂糖漬けの日々です。

              ゴルフを止め運動は皆無で「82kg」だった体重がたったの1ケ月で88kg…凄い利殖でしょ。儚い願いで「ヘルスメーターが壊れた」と思いたかった。

              ムーミンやドラえもんは太ってもカワイイ。「まいう〜の石塚さん」は食べて太ると仕事量も比例する。でも「釣り道具屋のオヤジ」はいくら太っても可愛くない。それに「仕事のナンのプラス」もありません。

              スラックスは縮み、スーツも1サイズ小さくなり…ついに禁断の「ゆるゆるパンツ」と「だぶだぶスウェット」がお友達。

              緊張感がない。精神だけでなく身体までも…そんな生活を丸々一年過ごしました。途中、人生初体験の痩せる思いを何度も経験しましたが…

              痩せる思いと人体の「痩せる」はまったく違います。「やつれても」復元力、自然治癒能力が高いのか、すぐ原状復帰でした。

              いよいよヤバイ。ぶくぶくと膨らみはするものの「怒ったフグ」と一緒で体重が増えません。そう肉質が筋肉の農耕牛から、食肉の黒毛和牛に変貌したようなのです。「お肉屋さん」ならお大喜びですが、釣り道具屋は喜べません。

              「一念発起」

              定休日からプール通いを開始。水泳は得意なので…

              あらら、泳ぎ始めて自覚。脂質が浮輪効果で浮力こそあるものの筋力低下で溺れそう。

              2〜3kmはスイスイのはずが150mでヘトヘト。休み休み泳いでやっと600m完泳。トホホ。

              決意。週2〜3回は1000m泳ぐ。食生活では甘い「缶コーヒー」は1日1本。寝る前3時間はナニも食べない。ラーメンとチャーハンの大盛りは食べない。朝の犬の散歩は30分きっちり歩く。

              これを続ければ1ケ月で3kgは痩せる計算。1日100gの減量。つ〜ことは2月末に85kg。3月末には82kg。桜が咲く頃は余裕で「目標達成」じゃん。やり〜。

              ダイエットの極意? 気が向いたらお知らせいたします。禁煙とダイエットは「同じようなもの」と思ってますが…どうなんでしょう。

              と、書いている本日も仕事の合い間に水泳。1100m完泳。だんだん体が戻ってきたみたい。ふふふ。
              | saty-harada | 雑談 | 19:11 | comments(0) | - | - | -
              SW超マニア様「ご用達」のハンドメイドスピニングリールが遂にUSAより上陸!!致します。
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                ZeeBass Spinning Reelは「バンスタール社から独立」の新しい会社です。アルミ合金の削りだしで軍用品的な雰囲気を持った精密機器です。

                ジーバス2

                ボディーカラーはモスグリーン。外観は軽量化の為のホールが多くメカニカル。ベールアームはなく「デュアルラインローラー」装着となっています。インスプール的なアウトスプールで不思議な形状です。

                ジーバス1

                ドラグはUSA製品としては「完璧の域」でした。アンティーク的で重量もあり、SWマニアの方しか興味が持てないシロモノです。
                定価 ¥250.000(税込みRISE価格 ¥262.500)と、かなりのSWマニアでも躊躇する超高価(スペアスプール、ウッドケース付)で…とは言うものの「バンスタール好き」なら欲しいリールです。
                ちなみにリールと初対面の原田、本日その場で予約(衝動買い)してしまいました。支払いはどうしましょう。

                「ZeeBass Spinning Reel ZXシリーズ」
                スプールサイズ(ラインキャパシティーが違います)が2サイズで便利。アルミボディーはグラスハードコーティングが施され、紫外線でも色あせることはありません。通常処理の4倍の防錆性能があります。

                エアー.ジェット.フロー(米国特許申請中)搭載、スプールエッジのエアホールからの「ジェットフロー」がライン抵抗を軽減、飛距離を伸ばすそうです。(キャストしていないので機構的にどうか???)

                ジーバス3

                チタン製のラインローラーは全てのタイプのラインに対応できるようにナイトライド処理がされています。

                ステンレスボールベアリング11個搭載。USAモデルとしてはスムースな回転でした。また通常工具(インチ規格)でのメンテナンスが可能になりました。

                このモデルの特徴、ウリの最大点は全てのパーツが「ステンレスブロック」「チタン」「鍛造アルミ」から加工されていることです。

                SWクレージーアングラーにとっては価格無視で欲しいリールです。日本国内で職人さんがコツコツ丁寧に作ったら「25万円」では作れないと思いますよ。
                ある意味「リッチでオシャレな趣味人」、骨董好きの「悠々自適な余裕人」の為だけに作られたハンドメイドスピニングリールです。
                春先に入荷いたしましたら「ZEEBASS」「VANSTAAL」と並べて原田コレクションとしてRISE店内に展示させていたします。

                只今、RISE Shopingにて「受注販売」(ご注文後40〜60日お待ち下さい)を承っております。真夏のシイラ、ヒラマサジギングで使うと「注目の的」間違いなし。
                ご予約いただいた方には「素敵なナイショのプレゼント」があります。ご期待下さい。

                比較1

                SWマニアの方なら一生に一度は触りたい、一回は購入して使いたいメカニカルでクラシカルで素敵なスピニングリールです。日本の総代理店はTENRYUです。正規品は「永久保証書」付き。

                〈スペック〉
                 自 重:ZX1スプール付522g、ZX2スプール付534g
                 ギヤ比:4.75:1
                 糸巻量:ZX1スプール 10lb-300m(PE2号-250m、PE3号-210m)      ZX2スプール 12lb-370m(PE3号-250m、PE4号-210m)
                 ライン:4-30lb
                ドラグ力:13kg
                小売価格:262,500(税込み)
                | saty-harada | タックル紹介 | 07:00 | comments(0) | - | - | -
                日本のBASS業界に「激震」が走りました!!
                0
                  築山さんの快挙1

                  こんにちは、そしてご無沙汰しております築山滋です。昨日はお祝いの電話を有難うございました。

                  TEAM RISEの門を叩いて早20年余り。あの頃、若手と言われた私も既に42歳の厄真っ只中です。
                  なのに「バスオブジャパンのアングラーオブザイヤー」を昨年9月に箱根で手に入れ、その結果ジャパンフェデレーションの代表として本場アメリカの地で行われる「ナショナルチャンピオンシップ」への二度目の参戦になりました。

                  前回は4年前今回と同じアラバマ州タスカルーサのレイクタスカルーサ。
                  そして今回はアラバマ州ガズデンのクーサリバーを堰き止めたニーリーヘンリーレイク。と奇しくも同じ州に舞い戻った感じでした。

                  ナショナルチャンピオンシップとは全米各州のフェデレーションの代表者各一名に、カナダ、メキシコ、ジンバブエ、南アフリカ、イタリア、そして日本のフェデレーション代表、そして昨年のディフェンディングチャンピオンの54名でそれぞれの地域をノーザン・サウザン・イースタン・セントラル・ミッドアトランティック・そして私の属するウエスタンの6地区に分けて順位をつけ、各エリアのトップになれば夢の「バスマスタークラッシック」へのチケットを手に出来るアメリカンドリームな大会です。

                  そもそもB.A.S.Sとは「バス・アングラーズ・スポーツマン・ソサイエティ」と言い世界最大のバス団体。その支部はアジアで日本のみ。
                  私は関東エリア(E/Dイースタンディビジョン)のショーナンバスマスターズに所属していて、昨年の年5戦のトーナメントのトータルでトップになり、関西(W/D、ウエスタンディビジョン)のトップと日本のクラッシックトーナメント(芦ノ湖)で戦い、よもやの逆転劇で「日本代表の権利を獲得」した訳です。

                  しかし今回も大会のプリプラクティスに行けず、初体験の冬のアラバマでのトーナメントに臨みました。
                  相手は普段釣っているラージマウスバスとアラバマスポッテッドバス。二日間のオフィシャルプラクティスデイで試合に繋げねばなりません。
                  この試合の凄いところはあくまでもプロではなくアマチュアの試合なのに、全選手に新車のトヨタのタンドラ(ピックアップトラック)&マーキュリーオプティマックス250psを搭載したトライトン21Xが新品で用意されるところでしょうか?

                  そんなこんなで2日間の練習を経て3日間のトーナメントをしてきた訳ですが...

                  結果として私の組み込まれるウエスタンディビジョンで初日に16ポンド13オンスをマークし1位となり、残る二日も辛うじて5匹のリミットメイクしてトータル37ポンド強で全体の4位。
                  ウェスタンの1位として「バスマスタークラッシック」のチケットを手に入れた訳です。

                  バスマスタークラッシックと言われても「ピン!」と来ない方には例えて言えばゴルフなら「マスターズ」。テニスなら「ウインブルドン」。映画で言えば「アカデミー賞」。ノミネートと同じ位権威ある「夢の舞台」です。

                  アメリカのプロとして日本から参戦していた並木敏成君、田辺哲男さん、桐山孝太郎君、大森貴洋君が、かつてプロとして出場していますが、私のような「アマチュアのフェデレーション枠」から過去に日本人が出場した例は無く「ジャパンフェデレーション初の快挙」だとあちらでは言われました。

                  築山さんの快挙2

                  日本ではたかがバス釣りですが、アメリカではプロスポーツ同様認識されているスポーツフィッシングです。

                  優勝賞金は50万ドル(6000万円)、26位以下最下位までも100万円が賞金として支給されます!
                  これだけのお金が集まると言うことはスポンサーにとってもそれだけの経済価値を見出せると言うことで、社会的注目もあるイベントです。

                  参加選手の待遇もシェラトン10日間の宿泊費・往復航空チケットは主催者持ち。選手の奥さんや彼女も招待されます。

                  このイベントに奇しくも私、築山が参加することに相成りました。

                  余りの「大舞台」に自らの姿が想像できませんが、今回のナショナルチャンピオンシップ同様に楽しんで来たいと思っております。

                  ライズの原田さんに認められ、チームライズの門を叩いてから早20年余り、そろそろトーナメントも引退の二文字がちらつき始めましたが、バスの故郷アメリカでの釣りはまだまだ刺激的です。

                  先日のニーリーヘンリー・レイク同様今回のレイ・レイクでの私のメインタックルは「テーパー&シェイプ」のロッドです。
                  投げて、操作して、掛けて、いなす!この四拍子が揃ったロッドはいよいよ名竿「EDGE」と「EDGE PRIDE」を超えました。私のニーリーヘンリーでの結果がそれです。それでは、夢のクラッシックにいざ!!!!  from 築山  滋  Tsukky

                  B.A.S.S.
                  3日目成績
                  | saty-harada | ルアーフィッシング | 11:02 | comments(2) | - | - | -
                  市川正章さんのフラットフィッシュその-3
                  0
                    では、次に具体的な釣り方とタックルのお話に入りたいと思います。

                    ヒラメの場合、ルアーは何でもアリです。タックルも何でもアリです。ルアーがシャローミノーだろうがジグヘッド・ワームだろうがあまり関係ありません。
                    ロッドもリールも何でもアリです。ラインもナイロンの方がライントラブルやバラシも少なくできて良い位です。全てが何でもアリの理由とは、リトリーブ中のバイトが多いからです。

                    ヒラメ2

                    気にしなくてはいけないのは、リトリーブの方法で、まずは底近くを引きすぎないこと、そしてナモトでのバイトが多いので、ルアーが波打ち際に近付くほど神経を集中させ、ルアーとの距離感をつかみ、上手く引き波を利用してルアーの移動距離を少なくしつつ泳がせてあげること。

                    この波打ち際の引き波を利用する感覚を掴むと、今までより絶対にバイト回数は増えると思いますよ。


                    マゴチの場合は、ジグヘッド・ワームなどの底付近を確実にトレースできるルアーの方が向いていると思います。
                    まずはルアーの着底前にワンチャンス有る訳で、変化のある有望ピンポイントではキャスト距離を変えて探ってみる事も必要です。
                    何故か人間は同じ距離を投げ続けてしまうものですので、意図的にキャスト距離を変える事は時として非常に有効です。

                    あとはルアーが着底したら海底から50cmくらいをリトリーブしてくるイメージでトレースします。

                    マゴチはヒラメよりもタックルに気を使うべき魚です。
                    それはキャスト後のルアー着底前にバイトがあるので、ラインが一番出て「タルんでもいる状態」でバイトがあるということになり、なかなかフッキングが難しいのです。
                    その難しさを少しでも解消するためにラインはPEラインを使い、少し硬めのロッドを使うことをお勧めします。

                    そしてフックのチェックは小マメに行い、少しでも鈍ったらシャープニングすることもお勧めします。
                    それでもマゴチの口は硬くて受け口?という理由からか、フッキングが難しかったりします。
                    ちなみにバイトがあってフッキングせず、ワームに付いた歯型が直線的に1本なのはマゴチです。ヒラメの場合は鋭い歯が並んでいるので、何本かの引っ掻いた様な跡が残ります。

                    どうでしたか?参考になりましたでしょうか?
                    今シーズンもあと少しでしょうから、来シーズンの参考にしていただければと思います。
                    | saty-harada | 湘南情報 | 18:03 | comments(0) | - | - | -
                    市川正章さんのフラットフィッシュその-2
                    0
                      続編その2

                      大高店長が続編も書いてと言うから、もう少し細かく独断的、私見を含めて書こうと思います。特に初心者の方には参考にしていただければと思います。

                      大切なのは「ポイント選択」ですが、居ないところ・来ないところで幾らルアーを投げていても釣れませんので、これは最も大切なことです。

                      ヒラメ3

                      正直どこの海でもヤツらは居ます。しかし絶対数は場所によって違うことは確かです。ヤツらにも性質的・性格的に「好みの場所」というものがあるのです。
                      私の印象では、ヒラメは根や極端な地形変化(キツ目のブレイクなど)が好きなようです。しかも、ヒラメは根(岩)の横の砂地ではなく、根(岩)の上に居ることも多いそうです。
                      つまり根魚?でもあるのです。それに比べてマゴチは、もちろん根周りや地形変化にも居ますが、ブレイクや地形変化から一歩引いた場所?や小さな海底変化も好みのような気もします。

                      ではヒラメを効率よく狙うにあたって、どのようなポイント選択をするかというと、自分のキャスティング範囲はもとより、その周囲に根や沈みテトラなどの多いポイントを選ぶこと。もしくは周囲より波打ち際から少しでも急深な場所を選ぶこと。そしてそこにベイトが絡んでいれば申し分はありません。

                      ベイトは人間の目で確認しやすい表層系のボラや鰯類だけでなく、底物の白ギスやハゼ、イシモチなども大切なベイトですので、投げ釣りおじさん達の釣果情報もチェックすると参考になります。

                      根や沈みテトラの位置は、春の大潮ド干潮時(昼間)にリサーチし、自分なりの目印を見付けてノートに記載し覚えておくと、秋から冬の夜に役に立ちますよ。
                      例えば道路標識の前とか…、後ろの壁のアノ割目の前とか…。波打ち際から少しでも急深な場所の見分け方とは、ポイントに入る前にまずは海岸から離れて立ち、広い目でポイントを見渡して沖からの波の立ち方を観察し、少しでも立たない・盛り上がらない範囲をまずは選択します。

                      それからその範囲の波打ち際に立ち、ナモトで波が集まって払い出しているなどの変化を見付けるのです。
                      まず沖を見るのは、ナモトだけ深くても沖が浅い場合もあり、その場合は沖からの魚の供給が少ないのではないかと予想されるからです。
                      これは確率の問題であり、キャストしたルアーが届くならば逆に沖の浅い部分の周囲が良い場合などもありますので、その事だけは頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

                      ヤツは何時も浅い水深にいるとは思えません。昼間の光量が多い時間帯はある程度沖合いの水深がある場所に居て、マヅメ時や夜間にベイトを求めて浅場に入ってくると予想していますので、浅場に入ってくるためのルートはある程度水深があった方がヤツも安心して入ってくると思っています。

                      では次にマゴチが好むであろうブレイクや地形変化から一歩引いた場所?や小さな海底変化とは、どのような所なのかというと、波打ち際のブレイクが始まる少しだけ沖側(3〜5mくらい)や海底に石が混じった部分の周囲などです。
                      あと海岸を横に移動しながら同じ距離を投げながら釣って行った時に、カウントダウンで「2」カウント違えばそれは変化ですので、そんな場所の深い側の潮下も要チェックです。
                      ブレイクが始まる少しだけ沖側というのは、ルアーをリトリーブしていてまだ海底がフラットな場所のことであって、もう少しでブレイクにルアーが当たるかなぁという少し手前で「ゴゴーン」と当たるみたいな、今までの経験ではリトリーブ中に当たるのはこの範囲が多いのです。海底に石が混じった部分とは、浜を移動しているとその部分だけ小砂利が多いとか、あきらかに周囲とボトムマテリアルが違う部分という意味です。
                      そんな部分の海底もやっぱり同じ様に変化しているものなのです。小砂利が浮いているというのは、その部分が他よりも少しだけ流れが強かったりするからだと予想しています。水深が深くなる側の潮下は、ベイトを待ち伏せるのに好都合な場所といえます。その変化に身を潜め、潮に流され上を通過するベイトを捕食していると予想しています。

                      その2
                      では、次に具体的な釣り方とタックルのお話に入りたいと思います。
                      ヒラメの場合、ルアーは何でもアリです。タックルも何でもアリです。ルアーがシャローミノーだろうがジグヘッド・ワームだろうがあまり関係ありません。ロッドもリールも何でもアリです。ラインもナイロンの方がライントラブルやバラシも少なくできて良い位です。全てが何でもアリの理由とは、リトリーブ中のバイトが多いからです。気にしなくてはいけないのは、リトリーブの方法で、まずは底近くを引きすぎないこと、そしてナモトでのバイトが多いので、ルアーが波打ち際に近付くほど神経を集中させ、ルアーとの距離感をつかみ、上手く引き波を利用してルアーの移動距離を少なくしつつ泳がせてあげること。この波打ち際の引き波を利用する感覚を掴むと、今までより絶対にバイト回数は増えると思いますよ。
                      マゴチの場合は、ジグヘッド・ワームなどの底付近を確実にトレースできるルアーの方が向いていると思います。まずはルアーの着底前にワンチャンス有る訳で、変化のある有望ピンポイントではキャスト距離を変えて探ってみる事も必要です。何故か人間は同じ距離を投げ続けてしまうものですので、意図的にキャスト距離を変える事は時として非常に有効です。あとはルアーが着底したら海底から50cmくらいをリトリーブしてくるイメージでトレースします。マゴチはヒラメよりもタックルに気を使うべき魚です。それは、キャスト後のルアー着底前にバイトがあるので、ラインが一番出ていてタルんでもいる状態でバイトがあるということになり、なかなかフッキングが難しいのです。その難しさを少しでも解消するためにラインはPEラインを使い、少し硬めのロッドを使うことをお勧めします。そしてフックのチェックは小マメに行い、少しでも鈍ったらシャープニングすることもお勧めします。それでもマゴチの口は硬くて受け口?という理由からか、フッキングが難しかったりします。ちなみに、バイトがあってフッキングせず、ワームに付いた歯型が直線的に1本なのはマゴチです。ヒラメの場合は鋭い歯が並んでいるので、何本かの引っ掻いた様な跡が残ります。

                      どうでしたか?参考になりましたでしょうか?今シーズンもあと少しでしょうから、来シーズンの参考にしていただければと思います。
                      | saty-harada | 湘南情報 | 18:02 | comments(0) | - | - | -
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