湘南ルアー情報局

原田佐敏のルアーフィッシング情報
話題騒然のキャスティング「ツナゲーム」に最適なタックル&リグの紹介
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    八丈島、久米島、宮古島のパヤオ(浮き漁礁)でキハダマグロのトップゲームが盛んに行われている。いよいよ盛り上がりそう。とくに先月TV(フィッシングBUM)で放送された、パパ大津留さん、野呂善久さんの「衝撃映像」は「SWキャスティングマニアの心をグッと捉えた」ようだ。

    中野さんのキハダ

    20〜30kgのキハダマグロが相模湾シイラのように水面を割って簡単にヒットする。ときには40〜50kgのビッグサイズもヒットです。このサイズになるとそう簡単に獲れません!!

    つい先日も、遠征大好き!の中野さん、小平さんグループ(本気のSWゲーマー集団、今年二度目の八丈島マグロ)が二日間、八丈島パヤオゲームを楽しんできたそうで結果はキハダマグロ16.5〜24.5kgが全部で7本です。

    八丈島パヤオのキハダ

    小平さんが40kgをやっと寄せたがランディング間際に凶暴なイタチザメにバクッ。まっ二つにされ残念無念。

    初日は反応が悪かった為「ボブポッパー」のポッピングで誘い一本ゲット。その直後、小平さんもキャッチ。泳層が深い場合はポッピング効果でマグロが浮きます。音と泡に誘われたマグロが浮いた瞬間の連続ヒットだったようです。

    ボブポッパー140mm」は安定した動きで水噛みも良く使い易いポッポーです。活性が不安定、深場に潜ってしまったシイラを浮かせ「スイッチを入れる」ルアーとして活躍しそう。

    ボブポッパーとキハダ

    ロッドは「PALMS コーラルスターツナクラス」CTNS-90XH(¥66.150送料無料) CTNS-96H(¥68.040送料無料)が飛距離(楽々遠投)で断然優れ、強度も抜群の粘り腰を披露します。

    ショアの「ヒラマサ」「デカシイラ」でも活躍(サーフスターアローズEHがショア専門のロッドです)のスーパーロッドで、ボートでのマグロゲームでは完全に主流となっております。

    八丈島の使用ルアーは「ボブチョッパー190mmF」(¥5.775 BOB ARTS)、「プロトの230mmF」(発売未定)、「ボブポッパー140mm」(¥3.150 BOB ARTS)、「三橋オリジナル」(発売未定)でしたが、宮古島、久米島ではguston「TUNA PEN 250mm 135g」(¥4.536ガストン)がキハダマグロにバッチリのペンシルで人気です。

    スカジットのペンシルポッパー「PUMP KING 200mm」(¥5.292スカジットデザイン200mm)は美しい仕上げ、安定感ある姿勢、飛距離抜群、ポップサウンドと泡でマグロを誘い、人気、実績とも抜群です。

    マグロのトップゲームで使用するラインは「PE4〜5号」で、リーダーはナイロン140〜170LBとなります。PRノットで…シャウトの「ボビンノッター」(¥15.800)をお使いください。

    リールは「SALTIGA-Z6500H」「STELLA 8000PG」「TWINPOWER 8000PG」が使われております。ラインキャパシティー、ドラグ精度、耐久性、重量(ロッドとのバランス)で選ぶことが重要です。中野さんたちは「SALTIGA-4000HG」(ちなみに原田もバンスタールとダイワソルティガ4000HGを使っております)でした。

    シイラでもマグロでも安全のために「グローブ」はつけて行います。「LIGHT GAME GLOVE」(¥5.040)はショートで薄く、使いやすくファンが多いグローブです。

    もちろん必須アイテムは「インフレータブルプリザーバー、ベストタイプ」(¥16.821)、「タイプウエスト」(¥17.482)で、安全のために必ず着用しましょう。相模湾のシイラゲーム、ライトゲーム船でも必需品となります。釣りは安全第一で楽しみたいものです。
    | saty-harada | タックル紹介 | 12:35 | comments(0) | - | - | -
    今年は「相模湾のシイラ」が楽しめそうです
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      あっと驚く開幕でした。「試し釣りでシイラの姿は見られるかな〜」とシイラマニアが集まってひそひそ話をしていると「今週の金曜日から開始です」という連絡が突然水曜日にきた。

      原田 シイラ

      え〜そんな〜、社会人(自営も含む)は月曜日と金曜日の有給休暇(自営にないシステム)を取りづらい。コレって日本の常識です。しかし、こんな「ヤバイ日」でも乗船する人はいました。「人生を賭けたギャンブラー」です。

      シイラルアーゲーム発祥の平塚、シイラ乗合船の元祖「庄治朗丸さん」の記念すべき2006開幕日はたったの1名(みょ〜に納得です)お客様は6/2の RISE ニュースに登場の奥村正巳(東京都江東区)さんでした。

      サクっとメーターを含め7匹ゲットの早上がり。午前10時終了ですって。超贅沢ですが、船頭さんと二人きりの寂しさもある。だって「やった〜、釣れた〜、でか〜」なんて騒いでも虚しい。船の周りを走り回るファイトは誰の邪魔にもなりませんが、声援もなければ手助けもありません。

      05'クイーン

      今年の相模湾シイラの開幕戦は早かった。冷水塊もなく黒潮の動きもいいので、昨年と比べたら大いに期待が持てます。この「相模湾シイラ」…梅雨は海水温が安定しないので釣果も不安定となります。シイラは暖海性で活性が上がる水温は22度から。デカPOPにバホバホとバイトするのは24度からが一般的な常識です。ただ低水温時はファイトも弱く大物ゲットに最適かな?

      05'クイーン2

      黒潮は栄養素が乏しい潮。北上、回遊シイラは「黒潮と接する浅瀬で小魚が集まる場所」にやって来ます。特に「外洋に面した湾」はシイラの定着率が高く(小魚も豊富だから)長期間ルアーゲームが楽しめます。

      半島の先端は1日で状況が変わり、群れが回遊中なら入れ食いですが、移動したら「もぬけの殻」で可能性はゼロ。ただし、パヤオや磯に「居着くシイラ」は別ですから…ご安心下さい。

      04’クイーン2

      まさに全国区人気、ブランドシイラの「相模湾がなぜここまで盛り上がるのか?」その答えは「相模湾は小魚が豊富で一度湾内に入ったシイラの定着率が極めて高いから」です。

      ただし副作用(弊害)もあります。それはルアー船とルアーマンが全国No.1で、シイラのスレ具合も世界一(折り紙付き)。昔から言われる「相模湾のシイラを意のままに釣れたら…世界各地の海でシイラの達人(神様)になれる」は本当です。相模湾のシイラを釣ることは「シイラの腕磨き道場」のようなものでしょう。

      04クイーン

      今年、相模湾のシイラ状況は良いはず。「黒潮の蛇行」「湾内のベイト数」「潮目の浮き藻」「海水温の上昇」と、すべて昨年より優れ、その結果、シイラ目撃時期、初ヒット時期、サイズ&数もすべて良好。今の不足は「海水温度」と「日照時間」だけ。晴れの日が2日続いて、海が凪ぎなら即出撃ですよ。

      梅雨はペア(スポーニングバスと一緒)のデカシイラ狙い。♀がヒットすれば必ずデカイ♂はついてきます。横取りゲームが可能です。が♂がヒットすると♀は即、見切って(弱い♂と判断?)逃げて行きます。な〜んか人間の世界に近いかも?

      次回からの「湘南ルアー情報局」はシーズン別、ルアータイプ別の釣り方レッスンを開始です。原田佐敏のシイラゲーム「必殺秘話」も書きますのでご期待下さい。
      | saty-harada | ルアーフィッシング | 14:09 | comments(0) | - | - | -
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