湘南ルアー情報局

原田佐敏のルアーフィッシング情報
ボートエギングが熱い
0
    湘南平塚や伊豆伊東で、今現在、キロクラスのアオリイカが釣れている。だが…秋の伊良湖(赤羽根)と比較したら釣りやすさは「雲泥の差」だった。

    2月4日(土曜日)、「エギングの帝王」野呂兄と伊東の加納丸さんに出かけた。この釣り船は午前がヒラメのエサ釣りで、午後がアオリイカのエギングになる。(前日までの予約乗り合いなので事前にチェックが必要)

    真冬2月の水温は低く、伊豆でも13〜14度しかない。しかし、さすがは野呂、そんな状況でもチョチョイと簡単に釣ってしまう。いくらマネても結果に結びつかない原田。晴れ時々大雪の中、野呂のやり方を本気でコピーしたのに…

    結局この日の釣果は、乗船者4名で野呂が3バイ(750〜1000g)、老夫婦が2人で4ハイ。なんとボウズは原田だけ。(この模様は3/15「ソルトワールド」ウォークイン日本列島に掲載予定)

    悔しい。ボートエギングでボウズなんて…

    翌日は野呂弟、塩川さんを加えて4名でリベンジ釣行となった。前半戦を終えて、野呂兄1、塩川さん2、野呂弟2。な、の、に、原田にはアタリの「ア」もない。ヤバイ。胸が痛い。誰も口をきかない。痛い沈黙の時間がつづく。船長なんて目も合わせてくれない。普段でも人相は強面なのに…この時はよっぽど「怖い顔」になっていたのだろう。

    こんな結果で連載なんてできるのか? 悪いときは「最悪なこと」ばかり考えてしまう。こういうときはリグの作り直しで暗い気分を入れ替えるべきだ。すべて心の問題なのだ。

    やっときた。釣れた、釣れた。嬉しい! 500gでもサイコー!

    1杯ゲットで同船者の気持ちも一気に明るくなった。もちろん船長も…パッと明るい表情に。続けて500gを1杯追加。釣れなかったときと釣れたときの差は…心の余裕による「ステイ時間の差」だったようだ。で、ラストにナイスサイズ1.4kgもゲット。やはり「釣り人は心の余裕が大事」ってことだね。

    結果は4名仲良く3杯ゲットで合計12杯。帰りがけにオマケでマルイカも釣れた。感想は「ほっ」のひとこと。

    この2日間のアルバムはこちら

    翌週の土曜日は、地元湘南で庄治郎丸さんのアオリイカ乗り合いに乗船した。船長はヒカルちゃん。やけに気合いが入っている。この状態は危険だ。「気合いの空回り」が怖い。案の定、やっちゃいました。大磯、二宮、国府津沖の20mを丹念に狙ったがアタリなし。

    腰越沖(江ノ島)

    そこへ無線で「江ノ島沖でアオリイカのバイト多数」という情報が入ってきた。焦って腰越沖へと走ったヒカルちゃん。なんとか釣れて原田もようやく1杯。

    原田ようやく1杯

    食いはシブイ。数も少ない。一番釣った人で3杯。乗船10名で5名がゲット。つーことは半分の方がボウズを味わった計算になる。ちなみに原田に無理矢理誘われた米村さん、アタリはあったもののボウズでした。申し訳ありません。まっ、この悔しさがあるから燃えるわけだし、この悔しさの後に釣れるからメチャ嬉しいのだから…

    腰越沖でアオリイカ

    これから春、水温が少しでも高くなれば可能性は大きくなる。アオリイカのボートゲームは昨年のTV 「フィッシングバム」で放送された伊良湖、赤羽根港で注目を集めた。今年はもっと流行るだろう。

    ちなみにタックルだが、ロッドは野呂兄弟監修のエクスプレション EXGC-603Eが最適。小さく鋭くアクションさせ、アピールでアオリイカを釣るスタイルにはもってこいだ。ノリ重視のソフトティップとはコンセプトが全く違う。

    ラインは PE 0.8〜1.5号。シンカーは8〜10号だが、潮の速いとき、水深のある場所では15号も使う。リーダーはフロロカーボンライン12〜16LBを4〜5m。エギは3〜4.5号まで使うが、3.5と4号が安定している。

    シャクリのタナは海底から1〜2m上で、大きく強く1回シャクリ(このアピールでアオリイカを寄せる)、その後は小さく鋭くシャクリ&ステイ(5〜10秒間隔)を繰り返す。エギを躍らせ誘う水深(海底から浮かせる範囲)と、ステイ時間(踊ったエギの沈下でバイトを誘う)が重要となる。

    相模湾でアオリイカのダブルヒット

    ヒットエギの「カラーとサイズ」はパズルのような組み合わせ。素早くこのパターンを探し出すのが数釣りの秘訣かな。とにかく気むずかしい相手だから釣果に差がつきやすい。だからこそオモシロイんだけどね。さぁ、みなさんも挑戦してみよう。ジェット噴射のパワーは気持ちいいよ。
    | saty-harada | ルアーフィッシング | 03:10 | comments(0) | - | - | -
    君島チューン・カスタムロッド
    0
      2006年3月より販売開始

      限定生産数“5本だけ”というカスタムロッドが近々発売される。店頭に並ぶ市販品との違いは、まず希少価値。プラス、ガイドとグリップの独自セッティングだ。

      「君島チューン・カスタムロッド」とは

      君島はルアー業界内でも高評価を得る秀逸なロッドビルダーである。コンセプトは「質実剛健」。その製品は完成度が極めて高く、皆様御存知の某有名メーカー専属チューン&ビルダーとして、新製品プロトモデルの作成・改造を任されている。

      このマニア憧れ「君島チューン・カスタムロッド」が3月から RISE で販売されることになった。手元に届くまで多少時間はかかるが、必ず満足できるロッドに仕上がるだろう。

      第一弾

      ※ライトジギングVグラスベイトロッド

      ベースは真っ赤なPALMS FLAME 602(2pcバスロッド 2005 MODEL )

      高品質マテリアルとステップ設計により「戻りスピードが抜群に速い」Vグラスを使用したロング・セパレートグリップスタイルのライトジギングロッド。

      2パワーVグラスモデルは1〜3ozのメタルジグを使ったタチウオのシャロージギングに最適で、ショートバイトでのノリの良さは抜群。また、イナダ、ワラサ、カツオのライトジギングでは、Vグラス独特のショック吸収効果で悔しい口切れバラシが激減。もちろんファイトも存分に楽しめる。

      ガイドは PE ラインのガイド絡み防止用にスパイラル仕様とした。05モデルの販売予定価格は39,000円(送料別)

      納期は注文後、完成まで3週間の予定。

      ※ライトジギングVグラスベイト 1pc プロモデル

      ベースは PALMS EDGE Pride EPVC-602, 603, 604(2006 MODEL)

      つや消しブラックの精悍なブランクスを使用した1pcのベイトロッド。Vグラスロッドの基本性能は抜群で、バスプロのトーナメト使用率も高い。これはムービング系ルアーを使用したときネックとなる「ハジキ」がないからだ。「バイトは確実に獲る」こそ、このロッドに課せられた使命。軽くて操作性も抜群によい。

      こちらは2パワー、3パワー、4パワーの3機種をラインナップ


      ▼2パワー:ライトジギングのタチウオ、ベイエリアのシーバスジギングに最適。

      ▼3パワー:サワラ、カツオ、メジマグロまでカバーする。

      ▼4パワー:カンパチ、ヒラマサなどのスピードランナーでも10kgまでカバーできる。

      ガイドは PE 対応のローライダー仕様で、スパイラルモデルも注文できる。5本限定生産で、06モデルの販売価格は49,000円(ローライダー+ノーマルセッティング or ローライダー+スパイラルセッティング)

      こちらは完成までに4週間、納期は1ヶ月後の予定。(ただし、予約状況次第で最長3ヶ月待ちになることあり)
      | saty-harada | タックル紹介 | 15:35 | comments(0) | - | - | -
         1234
      567891011
      12131415161718
      19202122232425
      262728    
      << February 2006 >>

      このページの先頭へ